TNRご協力の報告/4月分

コロナ騒動で「STAY HOME」の中
自宅の引越しを行い
すっかり更新が滞ってしまいましたアセアセ

注文した棚もなかなか届かなかったりして
昨日になってや~っと
床から棚に電子レンジも設置でき
パソコン等も不安定な段ボールから
ちゃんとした場所へ移動できました!

***

人間界がコロナで大変!といっても
野良猫さんが活動をストップするわけでもなく
春になっての繁殖シーズンと重なり
古都ねこくらぶへも
野良猫さんの相談が届いています。

今回は
高齢者の多く住む古くからの住宅街で
「まちねこ制度」への登録もなかなか難しい状況。
そんな中、ずっと個人的に
去勢避妊手術をして元に戻すという
「TNR活動」をされてきた方から、ここにきて
また新たな野良猫さんを
見かけるようになったというものでした。

野良猫さんのゴハンの心配は
近くに住む高齢の方たちが面倒をみられているので
心配はないのですが
去勢避妊手術については
無関心とまではいかないまでも
自分たちには行動力も費用も無理だということで…

すでに相談者もたくさんの手術費用を負担され
また産まれた子猫の譲渡も行っておられます
これ以上負担が増えたら!?

ショック

そこで

殺処分ゼロを目指すどうぶつ基金の
協働ボランティアである「古都ねこくらぶ」は
どうぶつ基金の
「さくらねこTNR無料不妊手術チケット」
を利用してTNRを行いました!
去勢避妊手術費用は「どうぶつ基金」の全額負担です

↑まだ寒さの残る4月初旬

3つの捕獲器に♀猫さんが入ってくれました。

そして

南区の「TNRサポートセンター」にて手術を依頼したのですが3匹の猫さんそれぞれが
4匹の子猫を妊娠していたそうです

可哀想ですが、子猫達は全て堕胎となりました。
酷い、残酷だ!と思われる方もいるかもしれませんが
では、♀3匹×4匹=12匹の子猫たちが
新たに住宅街に出てきた場合
そこで全ての野良猫さんが受け入られるでしょうか?
産まれた子猫達も♀猫さんは
早ければ生後4ケ月頃には妊娠可能になることも!

ゴハンの量が増えるだけでなく
もちろん「食べたら出す」ということで
糞尿の問題も大きくなってきます

実際、愛護センターや保健福祉センターに
持ち込みされ「殺処分」される7~8割は離乳前の子猫

本当に産まれてすぐだと
猫らしくなく大きめのネズミ?のようなので
罪悪感も少ないのか
それとも「猫=害獣」という思想なのか?

以前、愛護センターでボランティアをしていた時にも
何度か「そういう箱」を持ってセンターを訪れる人をみました

もちろん

そういう「持ち込む人=悪い人」ではなく
無責任に猫を増やしている人たちの
後始末をさせられている被害者なのかもしれません

「STAY HOME」で、いつもより時間のある方
野良猫さん問題について

また

猫の生態や習性について
少し真面目に考えてみるのはいかがですか?

相談をお受けしたTNRについては
その後4月中旬に♂猫さん1匹が追加され
合計4匹の去勢避妊手術が終わりました

4匹全てのTNRについて
「どうぶつ基金」さんの「さくらねこ無料不妊手術チケット」を
使用させて頂きました
どうぶつ基金さん、そしてそれを支える
さくらねこサポーターの皆さんのおかげです
ありがとうございましたm(_ _)m

「どうぶつ基金」さんでは
オリジナル商品のオンラインショップがあり
その収益は犬や猫の救済に使われています
ぜひ1度のぞいてみて下さい♪

<けいこ>

この記事を書いた人

古都ねこくらぶ