かつてペットと言えば犬のほうが多かったのですが、日本ペットフード協会が発表している犬猫飼育実態調査によると、2013年くらいから犬の飼育数が減少し、2017年の調査では「犬の飼育数約892万頭、猫の飼育数約952万頭」とついに猫の飼育数が犬に比べて上回ったことが発表されました。
都市化が進むと猫が増えるといわれますが、確かに犬に比べて散歩の必要がなく、通常は鳴き声も静かな猫は都市環境に適しているといえ、こらからも猫の飼育数は増えていくことでしょう。
しかし、一方では殺処分の対象になる猫がまだまだ多くいるという厳しい事実があります。
「猫がどんな生き物なのか」
「お世話はどうすればいいのか」
など、猫を深く理解しないままに、猫に「可愛い」や「癒し」を求めるのは人間の身勝手だと思います。
猫に対する正しい知識を持ち、猫と関わっていきましょう。
猫を家族として迎えたのであれば、一生面倒をみるという覚悟が必要です。
古都ねこくらぶでは、猫の適正飼育に関する普及啓発を行います。